事例紹介

住民とともに商品開発・販路開拓。ジビエをまちの新たな名産品に。

豊かな自然が残る福岡県豊前市では、シカやイノシシなどの有害鳥獣をジビエ用に処理する獣肉処理加工施設「豊前ジビエセンター」を備えています。そんな豊前ジビエブランドの認知度向上・普及拡大へとつなげることを目的としたのが「豊前ジビエ販路開拓支援事業」です。

当社では、消費者ニーズを組んだ商品開発やプロモーションツールの制作、東京や福岡市など需要が見込める都市部での販路開拓、豊前市内での消費拡大イベントなどを行い、豊前ジビエの認知拡大へつなげました。

1)豊前ジビエ振興協議会の運営支援
豊前ジビエ事業推進のための事業計画を作成したのち、ジビエの販売促進、ブランド化を推進する豊前ジビエ振興協議会の会議を運営しました。また事前協議、販売・ブランド化へ向けた調査研究及びアドバイス、会議録作成なども行っています。


2)豊前ジビエの新商品開発及び既存商品のブラッシュアップ
市内や近隣の直売所などで販売するための商品開発や都市部の飲食店や直売所で販売するための商品開発、既存商品のブラッシュアップを行いました。そのうちのひとつが、豊前ジビエセンターと当社で共同開発したペットトリーツ「鹿ジャーキー」「骨付き鹿ジャーキー」です。せっかくなら栄養があり、無添加の高品質なおやつを与えたいという愛犬家の方にぜひ試していただきたいペット用おやつです。ジビエペットフードの魅力を伝えるパンフレットも制作しました。

▼ふるさと納税としても出品中です▼

https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1105446

 

3)ジビエ商品のプロモーションツール制作
豊前ジビエを多くの方に知ってもらうために制作したのが、ジビエの特徴や魅力を詰め込んだパンフレット。ジビエに慣れない人がチャレンジしやすいように、レシピも掲載しました。

このほか、ついつい写真を撮りたくなる顔ハメパネル、イベント時に活躍する販促スタッフ用のはっぴやジャンパー、ユニークなデザインののぼりなど、販促ツールも制作しています。

ジビエ商品のプロモーションツールとして制作したパンフレット

 

4)豊前市内、市外(都市部)への販路開拓支援
大手食品問屋やその卸先に向け、販売相談会・販売促進会を開催。JR九州のクルーズトレン「ななつ星in九州」の料理監修を行う小野貴史シェフによる料理講習会のほか、ハムやソーセージをはじめ各種ジビエ料理の試食も行い、参加者からの質問に答えたり、要望を受けたりと、対面で話すことで今後の展開に大きな可能性を感じる会となりました。

 

5)消費拡大促進支援
豊前ジビエの消費拡大を目的に、「豊前市河津さくらイベント」に出店。豊前市に本社がある「みやこハム」が製造したウインナーの試食を行ったところ、ジビエを初めて食べるという方も多く訪れにぎわいました。

試食・販売を行った豊前ジビエウインナー。「嫌な匂いがなくおいしい!」とこれまでのジビエのイメージを一新した人も

 

豊前ジビエ商品は道の駅 豊前おこしかけなどで購入可能です。ぜひ、ご賞味ください!

豊前ジビエ

 

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事業名:豊前市ジビエ販路開拓支援業務

委託:豊前市
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イデアパートナーズでは、ジビエを含めた販路拡大業務実績も豊富です。
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